私は、私でいていいですか

〜にんげんのはなし〜人間関係、不倫、非行、鬱、全てのことに悩んでいるあなたへ

非行から始まった世界

 

13歳から非行、問題行動を起こしながらも

当時付き合ってた彼氏と一緒に居たいからと

必死になって勉強して受験し、

無事彼氏と一緒の高校に受かることができた。

 

その高校は、渋谷を経由したところにあって 

弱い私はすぐその闇にのまれた。

学校から渋谷に行って、ドンキでパクったスエットに着替えて、制服はロッカーにしまってナンパ待ち。

 

ナンパされたらカラオケに行って

朝まで歌って飲んで

登校時間になったらスウェットから制服に着替えて学校に行く。

 

学校に行ったら、ただ寝てる。

酒くせえと同級生に言われながら。

先生に何か怒られたら

机蹴っ飛ばして暴言浴びせる始末。

同級生には本当迷惑かけたと思ってる。

ごめんなさい。

 

ただ、家に帰りたくなかった。

家庭に対する怒りを

不器用に外で発散してた。

万引きすることも飲酒も喫煙も

なんにも悪いと思ってなかった。

けど、パクられたら必ず母はむかえにきてくれた。

まさか自分の娘がこんなことになるとは思わなかったと、そう言われた。

 

そして高校に入学して10ヶ月で私は退学処分になった。

理由は色々あったけど、最終的に友達のしたことを全部私のせいにしていいよってことにして

その結果、単位もクソもない退学処分になった。それに対しては何も後悔はない。

 

16歳ニートの私はまだ渋谷をフラフラしてた。

そしたら、あるスカウトにあった。

「月18万必ず稼げて、渋谷の寮も用意する」

家にもいたくなくて、お金も欲しい私には

最高の条件でしかなくて、すぐ受けた。

 

なんの仕事なのかも知らずにね笑

 

結局、それは

 

その当時まだ流行ってたテレクラとかから番号を入手して、手当たり次第電話をかけて

アポを取って会社に来させて、プレゼンして、結局英語の教材を売りつける仕事でした。

 

何も知らない私は、ただひたすら稼ぎたくて

誰よりもその仕事を頑張って

営業成績ナンバーワンになりました。

 

なんの努力も結果も残したことがない私が

初めて自分の力で掴んだ成績でした。

 

けど、それもすべて

汚い大人の手中にハマっていただけでした。